「 Yasunoriaaca 加藤康則」 のブログ

2017年から加藤康則の個人ブログに戻ります。更新頻度は?はてさて。。。

第 33 回シマノ鈴鹿国際ロードレース

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スタートラインに並んだ選手たち

  

22nd August 2016

シマノ鈴鹿国際ロードレースで野中竜馬が 9 位

秋のビッグレースに向けて選手たちが走りに手ごたえをつかむ

●第 33 回シマノ鈴鹿国際ロードレース 2016年8月21日開催
5.807 km×10周回

●出場選手
阿曽圭佑、伊丹健治、阿曽光佑、リカルド・ガルシア、野中竜馬、中西重智

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バイク整備にいそしむ南野求メカニック

  

真夏のサイクルイベントとして、今年で 33 回目を迎えたシマノ鈴鹿ロード。メインイベントにあたる「第 33 回シマノ鈴鹿国際ロードレース」が 8 月 21 日に行われ、KINAN Cycling Team からは 6 選手が出場。野中竜馬が 9 位に入った。

今大会には、国内外の招待選手を含むトップチームから多くの選手が出場。海外招待では、 UCI ワールドチームであるチーム ジャイアント・アルペシン、若手育成チームである BMC デベロップメントチーム、SEG レーシングチームが参戦。国内招待選手には、KINAN 勢から野中が選ばれた。

鈴鹿サーキットを舞台に、5.801km を 10 周回して争われたレース。スタートの号砲と同時に阿曽光佑がファーストアタックを試みるなど、序盤から出入りの激しい展開となった。 だが、逃げがなかなか決まらず、阿曽光佑や伊丹健治が積極的に前方をうかがったが、いずれも先行するには至らない。

7 周回目に入ろうかというところで、集団から 2 人が飛び出し、最大で 33 秒差に広げる。

KINAN 勢は 6 人ともメイン集団に位置し、終盤に備える。

粘りを見せていた先頭 2 人だったが、9 周回目に入ってから徐々にタイム差が縮まってきた。追撃の手を緩めないメイン集団では、ラスト 1 周回の鐘がなると同時に伊丹がアタックするなど、KINAN 勢も積極的にレースを動かした。その甲斐あって、最終周回で逃げを吸収。逃げ切りは免れた。

そして、勝負はスプリントに。ここで力を発揮したのは、今シーズン国内レースナンバー ワンのスプリント力を見せるジョン・アベラストゥリ選手(スペイン、Team UKYO)。 前回覇者の畑中勇介選手も続き、ワン・ツーフィニッシュを達成。最終局面で好位置を確保した野中だったが、混戦となったスプリントにあって 9 位と上位でまとめた。

KINAN 勢は、先のツール・ド・シンカラで好走したリカルド・ガルシアが 16 位、阿曽 圭佑が 29 位とそれぞれメイン集団内でフィニッシュ。伊丹は 78 位、中西重智が 86 位、 阿曽光佑が 92 位で終えている。

KINAN Cycling Teamの次戦は、9月1~3日のツール・ド・北海道。UCI2.2クラスにカテゴライズされ、チームにとっては重要なレースと位置づける。現状でのベストメンバ ーそろえ、総合優勝を狙うべく本番へと臨む。その意味で、野中の 9 位を筆頭とするこの レースでの走りは、今後のレースに向けて手ごたえをつかんだといえそうだ。

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ウィーラースクールでは伊丹健治がマイクを持ち、自身の経験やアドバイスを参加者に送 った

 

KINAN Cycling Team も参加のウィーラースクールも大好評

シマノ鈴鹿ロードでは、恒例の自転車教室・ウィーラースクールを今年も実施。ブラッキ ー中島氏が主宰し、自転車教育を子供から大人まで幅広く行いながら、安全なサイクルライフを送るためのレクチャーを行う。今回は KINAN Cycling Team のライダーも出席し、 参加者にアドバイスを送った。午前には大人向け、午後には子供向けのスクールが行われ、 多くのライダーが参加する大盛況ぶりだった。

シマノ鈴鹿国際ロードレース結果(5.801km × 10 周回)
1 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、Team UKYO) 1 時間 15 分 24 秒 2 畑中勇介(Team UKYO) +0 秒
3 バス・ティーテマ(オランダ、BMC デベロップメントチーム)
4 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
5 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)
6 小森亮平(愛三工業レーシングチーム)
7 鈴木龍(チーム ブリヂストンアンカー)
8 サム・ドブス(ニュージーランド、BMC デベロップメントチーム)
9 野中竜馬(KINAN Cycling Team)
10 水谷翔(シマノレーシング)
16 リカルド・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team)
29 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team)
78 伊丹健治(KINAN Cycling Team) +2 分 50 秒
86 中西重智(KINAN Cycling Team) +3 分 9 秒
92 阿曽光佑(KINAN Cycling Team) +3 分 26 秒

●選手コメント

野中竜馬

「ジョン(・アベラストゥリ)選手の動きに合わせてスプリントをしたが、周りの選手の スプリントラインの関係もあって、うまく前へと上がることができなかった。自分のラインを見つけながらでも、数人をかわしてフィニッシュできたあたり、脚の状態はよいというのが分かった。レースは、スタートから逃げ狙いのアタックをメイン集団が追う流れが 長く続いているうちに、中盤を迎えた感じだった。次はツール・ド・北海道への出場を予 定しているが、コンディションはよいと思う。今日のスプリントで体の状態をつかむこと ができたし、あと少し強度の高い練習ができれば、さらに体調はよくなると感じている」

リカルド・ガルシア

「チョットツカレタ(笑)。今日は暑かったからね。プロ選手とアマチュアライダーが一堂に会するレースイベントはユニークだ。なぜなら、スペインにはこうしたイベントがほとんどないからね。コース近くでファンが応援してくれたり、スポンサーブースに人が集まったりと、楽しめる要素がたくさんあるのはよいことだ。次はツール・ド・北海道。コンディションは上々だし、楽しみだよ」

 

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

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