宇都宮クリテリウム
公式開幕戦 Jプロツアー“宇都宮クリテリウム”が行われました。
結果は、野中竜馬の4位、ロイック・デリアックのポイント賞。
山本、伊丹、ロイック、水野、野中、中西、阿曽の7名で挑んだ初戦は、悔しさと今後に大きな可能性を感じられるレースでした。
序盤から終始展開し攻めながらも、
ラスト2周で伊丹、水野、中西の3名が落車に巻き込まれるアクシデント。
それでも終盤に残ったメンバーでオーダーを変更し、勝利を狙えた事は大きな収穫でした。
野中がゴールで見せた悔しそうな表情はチームの気持ちを表しているようです。
各チームが海外勢を揃えレーススピードも上がる中、我々KINAN Cycling Teamの選手も手応えを感じています。
昨年末から行ってきた合宿でチームの雰囲気もいい感じです!
早く皆さまによい報告が出来るよう頑張って参ります。応援宜しくお願いします!
それにしても宇都宮の自転車熱は本当にスゴい!
関係者様の取り組みにも感謝です。
以下、インサイドレポートです。
選手それぞれの感想などは選手のブログに任せるとして、こちらのブログではスタッフサイドの感想をレポート致します。
前日の移動日
松阪組、名古屋周辺組は早朝出発。
山本キャプテンは彩湖で行われるエンデューロにゲスト参加の為にイベント後、夕方
宇都宮入り。
到着後、すぐに選手は試走。
石田監督と鈴木アドバイザーは監督会議。
昨年も参加している水野恭兵が道なども詳しく、ホントに助かった。
実は宇都宮クリテは初参戦の選手ばかり。。。
試走時にリッチ-ホイールの最終チェック。
全員カーボンディープリムでそろうとカッコイイですね!
そして直前に届いたIRC アスピーテWET
コーナーを安心して突っ込むために。
試走時は何も問題なかった機材たち。。。
まさかレース中トラブルが起こるとは。。。
前日の晩御飯はロイックのリクエストでパスタ屋へ。炭水化物の補給。
そしてミーティング。
しっかり各選手がそれぞれの意見を出してどう動くかを意思確認。
レースが始まっちゃえば相手のいる競技ゆえに思い通りに行かないのも重々わかってはいるが、やはり選手の意思確認は大事だ。
ホテルに戻って皆は就寝。
安全ピンを忘れた選手が数人いたので、明日のレース前食とあわせて買い出し。
レース当日。
スタッフは早朝に会場入りして駐車スペースの確保。
テント設営。
選手を迎え入れる準備を整える。
そして応援グッズの配布。
写真は恭兵の大ファン
あとウチワも!
このレース会場で持って行った段ボール一箱分(500本)のうちわ全部配りきったのにはびっくり。
もっと持って行けばよかった。。。さすが自転車王国宇都宮。
選手たちはゆっくり目でホテルを出発。
会場まで近いので自転車で。
車で伴走する。
到着後、レース前の補給やら出走サインやら
写真はレース後にアスリチューンを補給する山本キャプテン
飲みやすいと選手からも評判が良いです!
ヨネックスさんがチームにブルゾンをプレゼントして下さったのでレース前に記念写真
そして緊張高まる中、スタートへ。
選手も緊張、スタッフも緊張。。。
たくさんの方々にお声がけいただくのにも関わらずスタートが近くなるにつれて段々と上の空に。。。お声がけ下さった皆様、本当に申し訳ありません(>_<)
集団内で各選手、ポジション争いに負けないように懸命に走る。キャプテンが集団内のいいポジションをキープしてくれる。
と。。。恭兵がメカトラ!って叫んでる(>_<)
コーナーの立ち上がりを見ていると立ち上がりのたびにギアがうまく噛んでいない感じで徐々に集団後方に下がっていく。。。
マジか。。。
実はスプリンターの恭兵でゴール勝負に備える戦略だったのに。
機材交換の認められたピットエリア内の審判に確認すると落車、パンク、重大なトラブル時以外のニュートラル(猶予周回)は認めないとのこと。
仕方なく、恭兵と圭佑がコース脇でバイク交換して恭兵は猶予周回もらえず圭佑のバイクで自力で集団復帰。
ところが圭佑が自転車交換した場所にいた審判からはニュートラル使ってバイク交換して良いとの判断が。。。
圭佑はスペアバイクのあるところまで急いで戻り、シフトのおかしくなった恭兵のバイクからスペアバイクに乗り換えてから猶予周回を使って集団復帰。
どっちが正しいのか???
はたして二人は順位が着くのか???
確認したくて本部テントへ走る。
そんな矢先にゴールライン付近で大落車!
誰も巻き込まれていないか確認。。。恭兵が!
とりあえず怪我はない。
安心して猶予周回で復帰。が。また大落車!
今度のは復帰する選手の人数が多すぎたのとラスト3周切ってて緊迫した集団にふらついた復帰組の数人が絡んで発生した落車。
伊丹と中西が巻き添えに。白いキナンのジャージを見つけた途端あわてて駆け寄る。
幸い怪我は大したことなく済んだがゴール間近なので二人はこれでレース終了。
恭兵に順位が着かないかもしれないから途中で野中にエーススイッチしたと伊丹。
選手間のコミュニケーションがしっかりできていて一安心。
無線もない。
走り始めたら選手たちに任せるしかない。私たちスタッフはホント無力だ。申し訳なく思う。
チームUKYOの隊列に対して残った布陣で何とかポジションを確保してゴールスプリント。
結果は野中4位。ロイックがポイント賞。
初戦は勝てませんでした。
ただゴール後の感触はみんな良かった。
悔しさの中にも安堵の表情と、不安が自信に変わった現場に立ち会えた瞬間だった。
リザルト見たら、恭兵も圭佑もリザルトついてた!
良かった!
それがわかってたらもっとうまくやれた!?
勝負事に「タラ」「レバ」はない。
わかってはいるが。。。悔しさの残るデビュー戦となった。
最後に。
今回の遠征もスポンサーの皆様、ご協力くださった皆様の支えがあっての私たちの活動。
ご尽力下さり本当にありがとうございます。
この場をおかりして深く御礼申し上げます。
そして選手のみんな、本当にありがとうございました!
亡き後輩へ捧げる勝利 TeamUKYOの窪木一茂が落車頻発の開幕戦を制す | cyclowired
Jプロツアー開幕戦「宇都宮クリテリウム」を窪木一茂が制す チームUKYOが万全のスプリント - cyclist
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