「 Yasunoriaaca 加藤康則」 のブログ

2017年から加藤康則の個人ブログに戻ります。更新頻度は?はてさて。。。

シマノ鈴鹿国際ロードレース

f:id:yasunori0625:20150823170041j:plain

写真はシャンパンファイトするリカルド

 

シマノ鈴鹿国際ロードレース(8月23日、58.1km)

●出場選手
山本雅道
野中竜馬
中西重智
リカルド・ガルシア

●レースレポート
今年で32回目を迎えたシマノ鈴鹿国際ロードレース、KINAN Cycling Teamからは4選手が出場した。

今大会は、サイクルロードレース世界最高峰であるUCIワールドツアーに属するチーム ジャイアント・アルペシンのほか、海外から3チームが招待出場。
国内トップチーム・選手と同様に、KINAN勢も海外からの選手たちを迎え撃つ形となった。

例年この大会はゴールスプリントで勝者が決まることが多いことから、KINANとしては野中でのスプリント勝負を視野に入れ、レース序盤や中盤にライバルチームの実力者が飛び出すようであればリカルドや中西がチェックに入る作戦をとった。

鈴鹿サーキットを10周するレースは、序盤から逃げ狙いのアタックが頻発。
これらにリカルドが加わり、積極的にメイン集団を動かしていく。
そして、レースが動いたのは4周目。
14名の逃げグループが形成され、リカルドが合流。
ゴールまで逃げ切ることを考えると大人数ではあったが、宇都宮ブリッツェン愛三工業レーシングなど国内チームが複数の選手を送り込んだことで、ハイペースでグループがコントロールされた。

中盤に入ると、メイン集団から次々と選手が飛び出し、複数の追走グループが発生した。
ここには中西が加わり、前を行く14選手への合流を図った。
逃げグループの中でKINAN勢はリカルドのみで、ライバルチームに対して数的不利な状態だったこともあり、中西には何とかして先頭に追いつくことが求められた。
一方で、山本と野中は集団スプリントを想定し、メイン集団に待機する。

後続はペースを上げて前を追ったものの、逃げグループの勢いが勝り、終盤に入ると逃げ切りが濃厚な状況になった。
8周目途中の上りでリカルドがアタックし見せ場を作ったものの、これは決まらず。
勝負は少人数でのスプリントに委ねられた。

最終的に9名に絞られた優勝争いは、Team UKYOの畑中勇介選手がスプリントを制し、タイトルを獲得。
リカルドはあと一歩のところで優勝を逃し、5位でフィニッシュ。

逃げグループへの合流がならなかった中西は23位、野中は31位、山本は39位でレースを終えた。

チームは今後、9月11~13日のツール・ド・北海道に向けて調整を進める。
このレースで得た収穫と反省を活かし、シーズン終盤の戦いに挑むこととなる。

●リザルト
1位 畑中勇介(Team UKYO)1時間18分36秒
2位 福田真平(愛三工業レーシング)+00秒
3位 木村圭佑(シマノレーシング)+00秒
4位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)+00秒
5位 リカルド・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team)+00秒
6位 ヴァレンティン・ベイルファルド(スイス、BMCデヴェロップメントチーム)+00秒
23位 中西重智(KINAN Cycling Team)+59秒
31位 野中竜馬(KINAN Cycling Team)+1分50秒
39位 山本雅道(KINAN Cycling Team)+2分02秒

●監督・選手コメント
・石田哲也監督
「例年スプリント勝負で決まることが多いレースだが、今回は意外な展開となった。来年以降の戦い方の参考にしたい。展開としては、リカルドに加えてあと1人逃げグループに選手を送り込みたかった。ゴールスプリントは脚質の差が出たとはいえ、優勝できなかったことはやはり悔しい」

山本雅道キャプテン
「今回のレース展開であれば、もう1人逃げグループに選手を送り込まないといけなかった。途中で中西が逃げへの合流を図ったとはいえ、結果的に失敗に終わっているので、その点ではチーム力の差が出たと思う」

・野中竜馬
「4選手での参戦という人数的な点から見れば、チームはでき得る限りの走りは見せられたと感じている。個人的には周囲の動きを見すぎてしまい、有力選手が乗った逃げに加わることができなかったところが反省点」

・中西重智
「何とか逃げグループに追いつきたかったが、追走グループで一緒になった海外招待選手が強く、同じようなテンポでローテーションできなかった。まだまだ力不足だと感じた」

・リカルド・ガルシア
「素晴らしいコースで、よくオーガナイズされたレースだったからとても楽しめた。難しさは感じなかったが、日本独特のレース展開だという印象だ。スプリント勝負は完敗だったね。上位4選手はいずれもスプリンターで、私の脚質では勝ち目が薄かった。実際に走ってみると、日本人選手とチーム ジャイアント・アルペシンの選手との力の差はそれほど大きくはないと思ったよ」

▼KINAN COUPE DE AACA公式サイトはコチラ!
http://coupedeaaca.jimdo.com/
▼選手を支えている製品はコチラ!
・YONEX CARBONEX KINANCyclingTeam MODEL
 http://www.yonex.co.jp/roadbike/product/
・RITCHEY ホイール
 http://www.catarina-w.jp/
IRC アスピーテタイヤ
 http://www.irc-tire.com/ja/bc/
・UVEX ヘルメットRace5 アイウェア104&202
 http://www.uvex-sports.jp/
・チャンピオンシステムジャージ
 http://www.champ-sys.jp/
・アスリチューンENERGAIN SPEEDCURE ポケットエナジー
 http://athletune.hayato-kk.com/
・WAKO‘S
 http://www.wako-chemical.co.jp/
・ディッセターレ
 http://www.dissetare.com/
・イナーメ・スポーツアロマ
 http://www.igname.net/
KINANCyclingTeam
http://kinan-cycling.com/
http://www.kinan.co.jp/
http://www.nspk.net/
http://coupedeaaca.jimdo.com/
ツイッター:@teamKINAN