「 Yasunoriaaca 加藤康則」 のブログ

2017年から加藤康則の個人ブログに戻ります。更新頻度は?はてさて。。。

JBCF 宇都宮クリテリウム

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J プロツアー第 1 戦「第 3 回 JBCF 宇都宮クリテリウム」で野中竜馬が 8 位

KINAN 勢は再三の逃げでレースを動かす

 

● 2016 年 J プロツアー第 1 戦「第 3 回 JBCF 宇都宮クリテリウム」 予選 3.0km×5周回
決勝 3.0km×20周回

● KINAN Cycling Team 出場選手

阿曽圭佑

伊丹健治

阿曽光佑

野中竜馬

中西重智

20th March 2016

サイクルロードレースの国内シリーズ戦「J Pro Tour(Jプロツアー)」の2016年シーズ ン第 1 戦「第 3 回 JBCF 宇都宮クリテリウム」が 3 月 20 日、宇都宮市清原工業団地内の 特設コースにて開催され、5 選手で臨んだ KINAN Cycling Team は野中竜馬を 8 位に送 り込んだ。

今年は 1 ~ 2 月にかけてスペイン、フィリピンと UCI レースを転戦してきた KINAN Cycling Team にとっては、満を持しての国内リーグ戦出場。

今回は日本人選手のみで参戦。

そのメンバーは、阿曽圭佑、伊丹健治、阿曽光佑、野中竜馬、中西重智の 5 人。

今シ ーズン加入した阿曽光佑にとっては、プロデビュー戦となった。

1 周 3.0km の周回コースで争われた今回。

午前中に行われた予選(全 2 組・5 周回)は、5 人とも難なく通過。

会場内でのステージイベントなどを経て、午後からの決勝に備えた。

そして迎えた決勝は、予選各組上位 50 人が進出。

計 100 人がスタートラインに就いた。 また、レース距離が伸び、20 周回(60km)で争われた。

レースは、3 周目で最初の逃げグループが形成され、伊丹が加わる。

5 周ごとに設けられ た周回賞をかけ積極的な走りを見せた伊丹だったが、1 回目の周回賞獲得には至らない。

直後にメーン集団に吸収され、レースはふりだしに戻った。

続いて、集団から 9 人が先行し、KINAN 勢は阿曽圭佑が入る。

有力チームの多くが逃げ にメンバーを送り込み、ハイペースで先を急ぐ。

メーン集団との差は最大で 30 秒程度に まで広がった。

快調に飛ばす阿曽圭佑ら、メーン集団に追撃の隙を与えない。

一方で、逃げに複数メンバ ーを送り込んだ宇都宮ブリッツェンマトリックスパワータグなどのライバルチームがフ ィニッシュを見据え、アタックを繰り出し人数の絞り込みを図る。

これらの動きにより阿曽圭佑は逃げグループから遅れ、KINAN 勢はメーン集団からの追い上げを試みることと なる。

複数のチームがメーン集団前方に位置取り、5人に絞られた逃げメンバーを追い込んだが、 最後まで追い付くことはなかった。

結果的に前半に飛び出した選手たちが逃げ切る形とな り、最後は宇都宮ブリッツェンの鈴木譲選手がスプリントで優勝を決めた。

KINAN 勢はレース後半、阿曽光佑や中西がメーン集団のローテーションに入りペースメ ークを図ったほか、伊丹の引き上げによって野中でのスプリント勝利を狙った。

最終的に 8 位に終わったものの、野中は集団前方でスプリント態勢に入り、展開次第では勝利を収め られる状況をチームとして作り上げた。

今シーズンの国内初勝利は、4 月以降のレースで再び狙うこととなる。J プロツアーの次 戦は 4 月 10 日、岐阜県での「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」。

KINAN Cycling Team は引き続き、UCI レースと並行して参戦を行っていく。

 

第3回JBCF宇都宮クリテリウム P1決勝(3.0km×20周)結果

1鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) 1時間20分20秒

2入部正太朗(シマノレーシング) +0秒

3アイラン・フェルナンデス(スペイン、マトリックスパワータグ) +0秒

4増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +0秒

5ジョン・アベラストゥリイザガ(スペイン、TeamUKYO) +1秒

6福田真平(愛三工業レーシングチーム) +1秒

7田窪賢次(マトリックスパワータグ) +1秒

8野中竜馬(KINANCyclingTeam) +2秒

9畑中勇介(TeamUKYO) +2秒

10小橋勇利(シマノレーシング) +2秒

54阿曽圭佑(KINANCyclingTeam) +14秒

75伊丹健治(KINANCyclingTeam) +36秒

79阿曽光佑(KINANCyclingTeam) +38秒

91中西重智(KINANCyclingTeam) +2分34秒

●監督・選手コメント

石田哲也監督
「チームとしての終盤の動きがあと 2 周早かったら、という思いがある。それでも、逃げ グループが形成される動きにしっかりと乗ることができていたし、それによってライバル チームの焦りを引き出すこともできた。その点では大きな収穫だったし、今後につながる のではないか。今回のレースを通じて思ったことは、チーム力アップのカギは若い選手が 握っている、ということ。若い選手がさらに力を付ければ、確実にチームの底上げにつな がるし、それは選手たち自身が一番分かっているだろうと感じている」

阿曽圭佑

「逃げグループに入ってレースを進めた中で、自分で勝負に行くのかメーン集団を待つの かで迷いが生じてしまった。一緒に逃げた選手がそのまま勝利を収めていることを考える と、判断しきれなかった点が悔やまれる。逃げグループに入るタイミングや勘はつかめて いるので、レース展開に沿った状況判断が今後の課題になる」

伊丹健治

「レース途中の周回賞を狙っていたが獲れず残念。逃げグループ内でのポジションはよか ったが、上手く仕掛けられなかった。メーン集団に戻ってからは、野中を引き上げるため の動きなどで力を使った」

阿曽光佑

「力を使ってでも集団の前方に位置することを意識していたが、前に出てはすぐに後ろに 下がって・・・の繰り返しになってしまった。レース後半は、伊丹さんや野中さんが見える 位置で走っていたが、前に上がっていけず力になれなかった。もっと実力をつけないといけない」

中西重智

「逃げの動きが起こる瞬間や、逃げグループを追うのかどうかなどの判断が全体的に遅れ 気味になってしまい、中途半端な走りになってしまったことが反省点。今後のレースでは 同じようなミスがないように心がけたい」

野中竜馬

「阿曽光佑と中西を集団のローテーションを、伊丹さんが僕を引き上げる動きをしてくれ た。連携には問題がなかったし、レース展開次第では勝てたかもしれないと感じている。 それだけに、逃げ切りを許してしまったことが悔やまれる」

 

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