「 Yasunoriaaca 加藤康則」 のブログ

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JBCF 群馬 CSC ロードレース Day-1

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2016 年 J プロツアー第 5 戦「第 8 回 JBCF 群馬 CSC ロードレース Day-1」

野中竜馬が次戦につなげる 4 位フィニッシュ

23th April 2016

● 2016 年 J プロツアー第 5 戦「第 8 回 JBCF 群馬 CSC ロードレース Day-1」

2016年4月23日開催
6km×14周回

● KINAN Cycling Team 出場選手

阿曽圭佑

伊丹健治

阿曽光佑

野中竜馬

中西重智

サイクルロードレースの国内リーグ「J Pro Tour(Jプロツアー)」、2016年シーズン第5 戦「第 8 回 JBCF 群馬 CSC ロードレース Day-1」が 4 月 23 日に群馬サイクルスポーツセンター周回コースで開催された。レースは激しい展開の末、スプリントで決着。

日本人選手 5 人で挑んだ KINAN Cycling Team は、野中竜馬を 4 位に送り込んだ。

大会が開催される群馬県みなかみ町は前夜に雨が降ったものの、朝までには上がり、大きな影響なくレースを迎えられた。KINAN Cycling Team からは、4 月 13 ~ 17 日にフラ ンスで行われたツール・ド・ロワール=エ=シェール(UCI ヨーロッパツアー 2.2)に出場 した阿曽圭佑と伊丹健治に、国内でレース出場や調整を行ってきた阿曽光佑、野中竜馬、 中西重智が加わり、日本人選手のみの 5 選手で参戦。ヨーロッパでのレースを通じ、ハイスピードへの適応を見せている阿曽圭佑と伊丹、群馬のコースを得意とする野中を中心に、 国内調整で調子を上げている阿曽光佑と中西がアシストする戦術で臨んだ。

6km の周回コースを 14 周で争われたレースは、序盤から逃げ狙いのアタックと吸収を繰 り返す出入りの激しいものに。各チームともエースクラスを前方に送り、優位にレースを進めようとの意図を感じさせるが、いずれのアタックもメーン集団のチェックが厳しく、抜け出すまでには至らない。

KINAN 勢は、中盤までに阿曽光佑が後輪のパンクに見舞われたほか、中西もメーン集団 から遅れてしまった。翌日にもレースが控えていることから、2 人は無理をせずバイクを 降りている。一方、阿曽圭佑、伊丹、野中はメーン集団に控え、次なる展開に備えた。

終盤に差し掛かり、数人から 10 人程度が集団からの飛び出しを図るが、いずれも決定打とはならなかった。ハイペースのままレースが進み、約 50 人に絞られた集団がラスト 1 周の鐘を聴いた。

スプリントに向けて、有力チーム同士の位置取り争いが激しさを増す。KINAN 勢は阿曽 圭佑、伊丹のアシストによって野中を前方へと送り出す。ポジションを確保した野中は先頭から 2 ~ 3 番手と、絶好の位置で最終コーナーを抜けた。

そして、運命のスプリントフィニッシュ。他チームの動きに合わせた野中が加速し先頭へと躍り出る。しかし、強力なスプリンターたちもそれを見逃さない。結果、Team UKYO のスペイン人選手、ジョン・アベラストゥリイザガ選手が優勝。野中は 4 位だった。KINAN 勢は表彰台こそ逃したが、悔しさと同時に展開次第では確実に勝利できる状況をチームと して作り上げた。

群馬 CSC ロードレース Day-2 は、Day-1 から距離が伸びて 6km の周回コースを 20 周する。スタート予定時刻は 12 時 25 分で、おおよそ 3 時間で勝負が決する。KINAN 勢は、 Day-1 と同じメンバーで臨み、再び今シーズン国内初勝利を狙って戦うこととなる。

第 8 回 JBCF 群馬ロードレース Day-1 P1(6.0km × 14 周)結果

1ジョン・アベラストゥリイザガ(スペイン、TeamUKYO) 1時間58分20秒

2黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム) +0秒

3鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) +0秒

4野中竜馬(KINANCyclingTeam) +0秒

5大久保陣(宇都宮ブリッツェン) +0秒

6畑中勇介(TeamUKYO) +0秒

7ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ) +0秒

8ベンジャミ・プラデスレベルテ(TeamUKYO) +0秒

9入部正太朗(シマノレーシング) +0秒

10水谷翔(シマノレーシング) +0秒

47阿曽圭佑(KINANCyclingTeam) +1分53秒

52伊丹健治(KINANCyclingTeam) +2分39秒

DNF 阿曽光佑(KINAN Cycling Team)

DNF 中西重智(KINAN Cycling Team)

●監督・選手コメント

石田哲也監督
「少ない人数でレースに臨み、苦しい局面もあったが野中が 4 位と結果を残してくれた。 一方で、表彰台を逃した悔しさもある。Day-2 はもう一度表彰台を目指し、常に先手を仕掛けていきたい。逃げ、集団それぞれ要所となる箇所に選手を送り込み、優位にレースを展開することが必要だ」

阿曽圭佑

「全体のペースに合わせて走れていたので、野中さんのアシストとして貢献できたのでは ないかと感じている。Day-2 はレース距離が長くなる分、逃げグループも形成される可能性が高まるので、展開に合わせて走りたい。状況次第では自分でも勝ちに行きたい。」

伊丹健治
「メンバーが少ない中で、野中の 4 位は好結果だと思う。最終局面で僕か阿曽(圭佑)が 残っていれば、野中を表彰台に送り込めたかもしれない。野中が魅せてくれたので、次は メンバー全員の力を合わせて今日以上の成果を残したい」

阿曽光佑

「上りで後輪の空気が完全に抜けてしまった。車輪交換後には集団復帰が難しい状況にな っていた。脚の状態はよくて、余裕もあったのでトラブルがなければアシストできた実感 がある。気持ちを切り替えて次のレースに臨みたい」

野中竜馬

「位置取り争いで先頭に立った状態から、他選手の動きに上手く合わせられたところまで はよかったが、最後に 3 選手にかわされてしまった。途中、他チームのアタックへのチェ ックが遅れかけた場面もあったが、伊丹さんと(阿曽)圭佑がフォローしてくれた。ラス ト 3 周あたりからスプリント勝負を意識していた。レースを通してハイペースで推移して

いたが、距離が伸びる Day-2 はペースの上げ下げがあると思うので、今日よりも勝負でき るのではないかと思う」

中西重智
「このところの疲れを抜きつつ調整をしてきたが、3 周回目以降に脚が止まってしまった。

高強度に耐えられなかった。Day-2 に向けては、何かできることが必ずあるはずなので、 何とかチームに貢献したい」

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

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