「 Yasunoriaaca 加藤康則」 のブログ

2017年から加藤康則の個人ブログに戻ります。更新頻度は?はてさて。。。

INTERNATIONAL TOUR de BANYUWANGI IJEN2016 第1ステージ

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INTERNATIONAL TOUR de BANYUWANGI IJEN2016

第1ステージ RTH Maron→Banyuwangi

今日も朝からうだるような暑さの中、レースが始まりました。

アジアツアーの朝は早い。 5時からホテルに集まる関係車両。 積み込みを済ませると6時半にはホテルを出発。 そして恒例の車移動が1時間半。 もう選手は慣れた様子で準備を済ませ9時のスタートを待ちます。

レースはスタート直後から予想通りアタックが続き、すぐに逃げ集団が形成されます。 大きく膨れ上がった先頭集団はなんと14名。 そして主要チームが複数含まれ追いかけるチームが無くなったところで勝負あり。 あっという間に集団との差は6分にまで開きます。

前日に注意したポイントで見事に乗り遅れた我々はもう追いかけるしかありません…。 スタート直後の展開で思い通りに体が動かない最悪のパターンです。 暑さに体が慣れる前の一番辛い時間帯です、頑張るしかない!

これに危険を感じたクロフォードがすぐ阿曽にチームカーまで下がるよう指示。 チームカーの私の元へ来た阿曽へ、現在の状況と対応を伝えます。 前の逃げ集団に乗り遅れたチームと協力し先頭を追いかけます。

この時点で100キロ消化、残りは70キロ。

その頃、ラジオツールからチームカーへ先頭の様子が伝えられます。 どうやら力の差で先頭集団も山岳ポイントをきっかけに分裂、どんどん小さくなり先頭集団から6名が抜けだす形に。 こうなると集団が先頭を捕まえられる可能性がますます大きくなり、タイムボードで記されるタイムギャップは徐々に小さくなっていきます。 先頭は最終的に2名にまで絞られましたが、スプリンターを抱えるチームが集団ゴールを狙いさらに加速。 ゴール手前10㎞の大通りに出てさらに集団有利な展開に、2名はゴール手前数百メートルで吸収、集団スプリントでゴールになりました

このレースはやはり最終日の頂上ゴールが最大のポイント。 それまでに総合順位で差を付けたくない我々にとっては、ほっと胸をなでおろす結果となりました。 クロフォード、リカルド・ガルシア、阿曽が集団ゴール。 中盤で集団をコントロールしたウェズリーと伊丹は山岳ポイントから後方へ遅れてゴール。

[第1ステージ 結果]

1.Donghyun KOR

2.MA Guangdong CHN

3.IBNU FAROKA Rully INA

23.リカルド ガルシア

36.阿曽 圭佑

59.ジャイ クロフォード

76.ウェズリー サルツバーガー

88.伊丹 健治

明日はゴール手前50㎞地点の山岳が重要なポイントの145.7㎞ 後半の力勝負で我々は先頭に何人残せるかがポイントになるでしょう。

明日も応援よろしくお願いします!

 

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