「 Yasunoriaaca 加藤康則」 のブログ

2017年から加藤康則の個人ブログに戻ります。更新頻度は?はてさて。。。

ツール・ド・シンカラ 第5ステージ ペシシルセラタン-パリアマン 153.1㎞

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第5ステージ3位で表彰される伊丹健治

 

ツール・ド・シンカラ(UCI Asia Tour 2.2 8月6日~8月14日)

 8月10日 第5ステージ ペシシルセラタン-パリアマン 153.1㎞

 

キナンサイクリングチーム出場選手

 

ジャイ・クロフォード

リカルド・ガルシア

マルコス・ガルシア

伊丹健治

野中竜馬

阿曽圭佑

 

第5ステージは前日までの山岳ステージの連続から一転、海岸沿いを走る平坦ステージだ。

 

朝から良く晴れ、日差しが痛く感じる一日。序盤からアタック合戦が始まり、9人が抜け出す。この中に、キナンサイクリングチームから伊丹健治が加わる。メイン集団はリーダージャージのアミール・コラドウズ(ピシュガマンサイクリングチーム)を擁するピシュガマンサイクリングチームがコントロールし、タイム差は最大で3分30秒まで開く。

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スタートラインで紹介されるリカルド・ガルシア

 

個人総合順位に影響のない逃げだった事から、レース終盤になってもピシュガマンサイクリングチームは追走の意思を見せない。残り20㎞を過ぎたところで他チームがペースアップを図り、タイム差は縮まり始める。しかし逃げ集団を捕まえる事が出来ず、勝負は先行する9人に絞られる。

 

残り10㎞を切ったあたりからアタック合戦が始まり、伊丹を含む3人が残る。残り1㎞を切ると3人での最後の勝負が始まり、クリサダ・チャンパド(シンガ・インフィニテ・サイクリングチーム)が優勝。伊丹は3位に入った。

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子供達から求められ、サインに応じる伊丹健治

 

個人総合の上位勢はメイン集団内でゴールしたため、順位に変動は無かった。

キナンサイクリングチームは、野中竜馬が序盤に落車。その後パンクに見舞われるアクシデントがあったものの、大事には至らず完走。他のメンバーはメイン集団内でゴールしている。

 

第6ステージは、標高1000m超の1級山岳を含むステージ。第7、第8ステージは差がつきにくいステージになる事から、総合優勝争いをする上で最後の逆転のチャンスとなる。

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補給食のアスリチューンを準備する阿曽圭佑

 

<第5ステージ 結果>

1位 クリサダ・チャンパド(シンガ・インフィニテ・サイクリングチーム) 3時間38分44秒

2位 サムエル・ボルカス(データ#3シスコレーシングチームP/Bスコディ) +2秒

3位 伊丹健治  +5秒

4位 ユスリザル・ウソフ(トレンガヌサイクリングチーム) +34秒

5位 フン・カホー(チーム香港チャイナ)

6位 ダニ・レマナ(インドネシアナショナルチーム

 

26位 リカルド・ガルシア +1分33秒

29位 マルコス・ガルシア

50位 ジャイ・クロフォード

60位 阿曽圭佑 +1分45秒

84位 野中竜馬 10分50秒

 

<個人総合順位 第5ステージ終了時>

1位 アミール・コラドウズ(ピシュガマンサイクリングチーム) 16時間00分15秒

2位 ダディ・スリャディ(トレンガヌサイクリングチーム) +1分22秒

3位 リカルド・ガルシア(キナンサイクリングチーム) +2分55秒

4位 ラヒーム・エマミ(ピシュガマンサイクリングチーム) +4分31秒

5位 レザ・ホセイン(ピシュガマンサイクリングチーム) +4分44秒

6位 モハンマド・ラジャブルー(ピシュガマンサイクリングチーム) +7分58秒

 

9位 マルコス・ガルシア +10分37秒

29位 ジャイ・クロフォード +22分11秒

42位 阿曽圭佑 +29分35秒

71位 伊丹健治 +47分54秒

78位 野中竜馬 +55分15秒

 

<選手コメント>

伊丹健治

今日は今大会一番の平坦ステージだったので、逃げに乗るチャンスがあると考えていました。前日がチームでレースコントロールしていたので、今日はスタート直後は足が重く感じていました。でも、逃げに乗ってからは一定間隔でローテーションが回っていたので、足が回るようになってきました。3位という結果は悔しいですが、逃げに乗るという最低限の事は出来たので良かったと思います。明日以降、イラン勢(ピシュガマンサイクリングチーム)がリーダーなら、またチャレンジする事が出来ると考えています。

 

野中竜馬

序盤の逃げが決まりそうな時、追走していたグループの中で落車に巻き込まれてしまいました。その後10㎞くらい走って集団に復帰したんですけれど、今度はパンクしてしまいました。今日は逃げに乗るつもりでいたのですが、ついてなかったですね。明日の第6ステージで個人総合が決まると思うので、その結果次第では残りのステージでチャンスがあると思っています。

 

text&photo:Satoru Kato

 

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