「 Yasunoriaaca 加藤康則」 のブログ

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Jelajah Malaysia 第 2 ステージ スンガイ・シプト〜キャメロンハイランド113.4km

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text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

ジェラジャ・マレーシア 2016 第 2 ステージ

阿曽圭佑が 8 位で山岳コースをフィニッシュ

19th October 2016

●ジェラジャ・マレーシア 2016(Jelajah Malaysia 2016) UCI Asia Tour 2.2

2016年10月18~22日開催
第 2 ステージ スンガイ・シプト(SUNGAISIPUT)~キャメロンハイランド

(CAMERON HIGHLANDS) 113.4km

●出場選手
阿曽圭佑
野中竜馬
中西重智
中西健児(トレーニー)

 

UCI アジアツアー 2.2 クラスのステージレース「ジェラジャ・マレーシア 2016(Jelajah Malaysia 2016)」に参戦中のKINAN Cycling Teamは10月19日、113.4kmの第2ステージに臨み、厳しい山岳コースを前方の集団で走った阿曽圭佑が 8 位でフィニッシュ。 総合順位を上げ、残る 3 ステージに望みをつないでいる。

例年、平坦コースが中心のこの大会だが、今年は山岳ステージが組み込まれた。この日の フィニッシュ地・キャメロンハイランドは、毎年春に行われるアジア最大のステージレース「ツール・ド・ランカウイ」でもおなじみ。過去数多くのドラマが生まれたこの山が、 今年のジェラジャ・マレーシアのクイーンステージとして設定された。

KINAN Cycling Team は、前日の第 1 ステージで野中竜馬がステージ 6 位と上々のスタ ート。総合でも 6 位につけ、上位をうかがうポジションではあるが、より可能性の高いポイント賞にフォーカスした。また、阿曽、中西重智、中西健児には、第 2 ステージの序盤 に集中する 3 つのスプリントポイントで野中を前方に送り出しつつ、中盤から続く山岳で

しっかりと走ることが求められた。

そして迎えたスタート。やはりポイント狙いの選手が集中し、いずれのスプリントポイン トも大激戦。野中は 25.5km 地点に設けられたこの日 2 つ目のスプリントポイントで 3 位 通過し、2 点を追加した。

中盤からは、前日の勝者でリーダージャージを着用するラヒーム・エマミ選手(イラン) 擁するピシュガマン・ジャイアントチームが集団をコントロール。ライバルチームに動く隙を与えない。そして山岳地帯へ入ると、ピシュガマン勢が先行を開始しメイン集団は徐々に崩壊する。

3 人がリードをしたピシュガマン勢。総合 7 位でスタートしたアルヴィン・モアゼミ選手 (イラン)を中心に先を急ぐが、総合リーダーのエマミ選手は後方に待機となる。ここで 阿曽が追撃を開始し、同調したエマミ選手らとともに前を目指した。

85.3km 地点に設けられた 1 つ目の山岳をピシュガマン勢 3 人が先頭で通過後、1 人おいて阿曽らの追走グループがやってきた。前を追うべくペースアップを図る。

約 10km 下り、いよいよキャメロンハイランドへの最後の上り。ここでも先頭 3 人が好ペースを維持し、後続との差を開いていく。結局、ピシュガマン勢は形勢を崩すことなくそのままフィニッシュへと到達。最後は、総合上位のモアゼミ選手が 1 位となった。

このステージで最後に上る 2 つ目の山岳を越えると、約 2km 下った後、フィニッシュへ は 1km ほど上り基調となる。ここで追走集団が割れ、阿曽は 8 位でのフィニッシュ。トップからは 5 分 47 秒差だった。

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これにより、リーダージャージはチーム内移動となり、モアゼミ選手の手に渡った。阿曽は 8 つ順位を上げ総合 13 位。トップとの差は 11 分 49 秒だが、UCI ポイント圏内の 10 位とは 1 分 51 秒差と、上位入りが見えるところまできている。

なお、KINAN 勢はその他 3 選手も無事にフィニッシュ。中西健児が 26 位、中西重智が 42 位、野中竜馬が 71 位で第 2 ステージを終えた。

20 日に行われる第 3 ステージは、グア・ムサン(GUA MUSANG)からパシール・プテ ィ(PASIR PUTEH)までの 169.1km で争われる。ここから 3 日間は平坦ステージとな

るため、総合争いと合わせてステージ優勝の行方にも注目が集まる。

ジェラジャ・マレーシア第 2 ステージ結果(113.4km)
1 アルヴィン・モアゼミ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム)3時間12分6 秒
2 レザ・ホッセイニ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +0 秒
3 アミール・コラドウズ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム)
4 マルセロ・フェリペ(フィリピン、セブンイレブン・サヴァ RVP フィリピン) +4 分 32 秒
5 ダディ・スリャディ(インドネシア、トレンガヌサイクリングチーム)+4分35秒
6 ラヒーム・エマミ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +4 分 42 秒
7 マーク・ジョン・レクサー・ガレド(フィリピン、セブンイレブン・サヴァRVPフィ リピン) +5分30秒
8 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +5 分 47 秒
9 エドガー・ノハレス(スペイン、セブンイレブン・サヴァRVPフィリピン)+7分54 秒
10 ゴン・ヒョソク(韓国、KSPO)
26 中西健児(KINAN Cycling Team) +17 分 53 秒
42 中西重智(KINAN Cycling Team) +24 分 52 秒
71 野中竜馬(KINAN Cycling Team) +37 分 54 秒

個人総合時間賞

1 アルヴィン・モアゼミ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) 7 時間 57 分 16 秒
2 アミール・コラドウズ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +3 分 2 秒
3 レザ・ホッセイニ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +3 分 4 秒

4 ラヒーム・エマミ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +3 分 27 秒
5 エドガー・ノハレス(スペイン、セブンイレブン・サヴァRVPフィリピン)+7分3 秒
6 マルセロ・フェリペ(フィリピン、セブンイレブン・サヴァ RVP フィリピン) +7 分 38 秒
7 マーク・ジョン・レクサー・ガレド(フィリピン、セブンイレブン・サヴァ RVP フィ リピン) +8分36秒
8 ルストム・リム(フィリピン、セブンイレブン・サヴァRVPフィリピン)+9分5秒

9 ゴン・ヒョソク(韓国、KSPO) +9 分 57 秒
10 ヌル・アミルル・ファクルディン・マルズキ(マレーシア、トレンガヌサイクリング チーム) +9分58秒
13 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +11 分 49 秒
28 中西健児(KINAN Cycling Team) +26 分 36 秒
40 中西重智(KINAN Cycling Team) +33 分 35 秒
44 野中竜馬(KINAN Cycling Team) +38 分 1 秒

ヤングライダー賞

1 ジェシー・ジェームス・イワート(オーストラリア、セブンイレブン・サヴァRVPフ ィリピン) 8時間7分23秒
8 中西健児(KINAN Cycling Team) +16 分 29 秒

チーム総合時間賞

1 ピシュガマン・ジャイアントチーム 23 時間 53 分 59 秒 6 KINAN Cycling Team +1時間1分14秒

ポイント賞

1 ラヒーム・エマミ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) 20pts

11 野中竜馬(KINAN Cycling Team) 8pts
19 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 3pts

山岳賞

1 アミール・コラドウズ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) 50pts

6 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 15pts

●監督・選手コメント

石田哲也監督

「野中でのポイント賞ジャージを狙っていたが、ライバルが多く上手くはいかなかった。 その後の展開は、阿曽がしっかりと前を目指して走ったことで、8 位という結果につなげられた。また、中西重智、中西健児もポイントでよく動けている。中西健児は重要な逃げに反応できており、力の差が出たとはいえ展開を見定めて動ける点にセンスを感じる。明日以降も選手たちの体調を見ながらステージを狙っていくことになるだろう」

阿曽圭佑

「上りで逃げが決まろうかというところで焦らず、エマミ選手などを見ながらタイミング を計って、集団が落ち着いたところでブリッジをかけた。何とか前には追いついたものの、 自分から仕掛けていたこともあって、最後は脚にきてしまった。トライをして、アシストしてくれるみんなのためにもよい成績を残したかっただけに、この順位は悔しい」

 

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