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「 Yasunoriaaca 」 ブログ

2017年から加藤個人のブログに戻ります。更新頻度は?はてさて。。。

Jelajah Malaysia 第 3 ステージ グア・ムサン〜パシール・プティ169.1km

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text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

ジェラジャ・マレーシア 2016 第 3 ステージ

中西重智があわや逃げ切りの好走を見せる

20th October 2016

●ジェラジャ・マレーシア 2016(Jelajah Malaysia 2016) UCI Asia Tour 2.2

2016年10月18~22日開催
第 3 ステージ グア・ムサン(GUA MUSANG)~パシール・プティ(PASIR PUTEH)

169.1km

●出場選手
阿曽圭佑
野中竜馬
中西重智
中西健児(トレーニー)

UCI アジアツアー 2.2 クラスのステージレース「ジェラジャ・マレーシア 2016(Jelajah Malaysia 2016)」は 10 月 20 日、169.1km による第 3 ステージを実施。日本チームとし て唯一参戦中のKINAN Cycling Teamは、前半に形成された逃げグループに中西重智が 乗り、終始前方でレースを展開。惜しくもメイン集団に吸収されたものの、あわや逃げ切りかという快走を演じた。

中盤戦を迎えた今大会、第 3 ステージは序盤に 3 つの山岳ポイントを越え、その後はおおむね平坦。コースレイアウトだけ見るとスプリンターに有利だが、前日までにイランのピシュガマン・ジャイアントチームの 4 人が総合上位を固め、後続に大差をつけていることもあり、逃げでチャンスをうかがうチームが増えると予想された。KINAN Cycling Team も同様に、中西重智、阿曽圭佑、野中竜馬、中西健児とそれぞれにチャンスがあれば逃げに加わるよう、チームオーダーが与えられた。

そして、そのねらいは中西重智が果たすこととなる。スタートから 30km を過ぎたあたりで仕掛け、これに同調した 2 人と前を急ぐ。ピシュガマン勢がコントロールするメイン集団は、3 人の逃げを容認した。

最大で約 5 分のリードを得た中西重智ら。それ以上にタイム差が開くことはなかったが、 メイン集団も淡々と進み追撃姿勢は見られない。距離を追うごとに前を行く 3 人が有利となっていく。

中盤と後半に合計 3 カ所設けられた中間スプリントポイントは他選手に譲り、ステージ狙いに集中した中西重智。快調に飛ばしているかに見られたが、残り 30km を切ったあたりからメイン集団がペースアップ。逃げグループとのタイム差が急激に縮まり始めた。

疲れの見え始めた逃げグループは、1 人が脱落すると、フィニッシュまで残り 20km というところで中西も遅れてしまう。最後まで粘ったソー・ジュンヨン選手(韓国、KSPO) もラスト 5km で集団に吸収。スプリントによるフィニッシュ勝負の可能性が高まった。

だが、わずかな可能性にかけてアタックが頻発。野中や中西健児がこれにトライし、先行する場面も見られたが、スプリントに向けてスピードの上がった集団がこの状況を許さなかった。

スプリントとなった勝負は、地元マレーシアのモハド・ハリフ・サレー選手(トレンガヌ サイクリングチーム)が優勝。激しさを増した集団内、阿曽がラスト 300m 地点で落車に 巻き込まれるアクシデントはあったが、付き添ってフィニッシュした中西健児とともに救済措置によりトップとタイム差なしとなっている。また、見せ場を作った野中、中西重智 もトラブルなくレースを終え、翌日のステージへとつなげている。

21 日に行われる第 4 ステージは、マチャン(MACHANG)からゴン・バダ(GONG BADAK)までの 125.2km。大会は後半戦を迎え、マレー半島東部、南シナ海沿いでの戦いへと移る。細かいアップダウンこそあれど、山岳ポイントが設けられず、スプリンターや逃げが有利な展開となることが予想される。KINAN 勢もこれまで同様、あらゆる局面でチャンスをうかがいながら勝利を狙い続ける。

ジェラジャ・マレーシア第 3 ステージ結果(169.1km)
1 モハド・ハリフ・サレー(マレーシア、トレンガヌサイクリングチーム) 4 時間 0 分 49 秒

2 パク・スンベク(韓国、KSPO) +0 秒
3 イルワンディ・ラカセク(マレーシア、NSC・マイクロンサイクリングチーム)
4 モハド・ザムリ・サレー(マレーシア、トレンガヌサイクリングチーム)
5 モハマド・イッザト・ヒルミ・アブドゥルハリル(マレーシア、チームタイアケア・ ドクターダグー- PBNK)
6 ライアン・マキャナリー(オーストラリア、ペガサスコンチネンタルサイクリングチ ーム)
7 ナビル・オマール・モハドバクリ(マレーシア、NSC・マイクロンサイクリングチーム)

8 ムハンマド・アエレ・ロスリ(マレーシア、セランゴール・MBPJ)
9 バムバン・スリャディ(インドネシア、ブラックインク サイクリングチーム)

10 ソー・ジュンヨン選手(韓国、KSPO)
64 野中竜馬(KINAN Cycling Team) +42 秒
68 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +0 秒
69 中西健児(KINAN Cycling Team) +0 秒
71 中西重智(KINAN Cycling Team) +4 分 16 秒

※阿曽と中西健児はフィニッシュ前 3km 以内でのトラブルのため、メイン集団と同タイ ムの救済措置が与えられた

個人総合時間賞

1 アルヴィン・モアゼミ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) 11 時間 58 分 5 秒
2 アミール・コラドウズ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +3 分 2 秒
3 レザ・ホッセイニ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +3 分 4 秒

4 ラヒーム・エマミ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) +3 分 27 秒
5 エドガー・ノハレス(スペイン、セブンイレブン・サヴァRVPフィリピン)+7分3 秒
6 マルセロ・フェリペ(フィリピン、セブンイレブン・サヴァ RVP フィリピン) +7 分 38 秒
7 マーク・ジョン・レクサー・ガレド(フィリピン、セブンイレブン・サヴァ RVP フィ リピン) +8分36秒
8 ルストム・リム(フィリピン、セブンイレブン・サヴァRVPフィリピン)+9分5秒 9 ゴン・ヒョソク(韓国、KSPO) +9 分 57 秒
10 ヌル・アミルル・ファクルディン・マルズキ(マレーシア、トレンガヌサイクリング

チーム) +9分58秒
13 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +11 分 49 秒

28 中西健児(KINAN Cycling Team) +26 分 36 秒

43 中西重智(KINAN Cycling Team) +37 分 45 秒

44 野中竜馬(KINAN Cycling Team) +38 分 43 秒

ヤングライダー賞

1 ジェシー・ジェームス・イワート(オーストラリア、セブンイレブン・サヴァRVPフ ィリピン) 12時間8分12秒
8 中西健児(KINAN Cycling Team) +16 分 29 秒

チーム総合時間賞

1 ピシュガマン・ジャイアントチーム 35 時間 56 分 26 秒

6 KINAN Cycling Team +1時間1分14秒

ポイント賞

1 モハド・ハリフ・サレー(マレーシア、トレンガヌサイクリングチーム) 30pts

13 中西重智(KINAN Cycling Team) 9pts
15 野中竜馬(KINAN Cycling Team) 8pts
25 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 3pts

山岳賞

1 アミール・コラドウズ(イラン、ピシュガマン・ジャイアントチーム) 50pts

6 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 15pts
15 中西重智(KINAN Cycling Team) 3pts

●監督・選手コメント

石田哲也監督 「ピシュガマン勢が集団コントロールを始めるとなかなか逃げが決まらない中で、中西重智がアタックを成功させられたのは諦めずにトライをし続けた結果。積極的に動く姿から、 4 選手がそれぞれ逃げでチャンスを作ろうとしている様子が見られる。終盤に捕まってし まったが、それまで粘っていたし、フィニッシュ直前の中西健児と野中のアタックからも 懸命に戦っている実感がある。また、中西健児が指示通り動いている点も評価したい。毎日誰かが活躍しているだけに、あとはリザルトがついてくればもっとうれしい」

阿曽圭佑

「ラストの直線は、どこもチーム単位で動いている様子がなかったので、もがけば自分にもチャンスがあるのではないかと思って構えていたが、落車に巻き込まれてしまい、そこで終わった」

野中竜馬
「集団に捕まってしまったとはいえ、アタックのかかりはよかったので、残り 2 ステージ も可能性はあると感じている。できれば逃げて勝負をしたいと思うが、それが難しければスプリントで狙っていきたい」

中西重智
「逃げが決まったのはスタートから 30km 付近。下りで集団のペースが緩んでいたので、 自分からアタックしたら他の選手が続いてきて、そのまま逃げが決まった。韓国の選手(ソー・ジュンヨン選手)がかなりの時間先頭を引いていて、結局フィニッシュまで残り 20km になろうかというところでアタックされてしまった。最後は逃げグループの中でも脚が合 わなくなってきていた」

 

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