ツールドおきなわへ
ブログ更新、怠ってました。。。
やっと再開です。
もう11月ですね。
残すところ今年もあと2ヶ月を切って来ました。
この時期になるとチームに残るメンバーと去るメンバーに分かれます。
これはどこのチームにあってもこの時期、避けては通れない行事です。
今年一年間、チームに関わってくれた選手、スタッフのみんなに、まずは心からの「有難う」をこの場でお伝えします。
縁あってKINAN Cycling Teamに所属し、個々の様々な思いはあれど、多くの場面に置いてチームの活動に貢献してくれた選手、スタッフのみんなに最大限の敬意を評します。
チームのみんなとの様々な思い出はとても感慨深く、個人的な情で流されそうになるところをぐっと堪えて、毎年、毎年、来季のメンバー選定をしなければなりません。
私の立ち位置はあくまでコンチネンタルチームの運営責任者。
様々な個性が集まる一つの集合体であるチーム、それぞれがそれぞれの役割を全うし、補い合って成り立つチーム。
複雑な要素を様々な角度から見て全体を把握し、限られた予算の中で最大限の成果を成し遂げられるチームを作らなければなりません。
マイナースポーツのプロチームというものは、世間に対して他のメジャースポーツと比べ露出も大幅に少なく、出資をしてくださる企業様にとってみれば、広告価値で換算した際には、明らかに費用対効果の低い存在であることは否めません。
だからこそスポンサー、サプライヤー様のご意向を明確に汲み取り、成績という形だけではなく、プラスアルファの付加価値をチームとして、世間様に様々な形でご提供できなければ、やがてチームそのものの存在意義を問われ、運営そのものができなくなる可能性を常に孕んでいます。
そんな吹けば飛ぶような存在のチーム運営ももうすぐ4年目が終了します。
最近はいろいろと思うところがあり。。。
これから何回かに分けて選手として何がチーム側から求められているのか、何が現在の日本の自転車ロードレースの業界で求められているのか、そしてどんな選手が最終的に必要とされているのか、少しシリアスな部分も含めて書いて行こうと思います。
ほんの少しでもこれからプロ選手を目指す若者へ届けば、嬉しいです。
ひとまず、これから沖縄へ飛びます。
ツールドおきなわが終わったら、みんなで笑えますように!