全日本選手権インサイドレポート
photo:Hideaki TAKAGI
おだやかだった。
いつも以上に緊張感漂う中、普段のレースのお蔭で場馴れしてきている為かいつものようにレースに臨む。
参加する日本人メンバーも、スタッフもキナンの角口会長も駆けつけて下さって勢ぞろい。
この全日本は他のレースと比べて特別で勝利以外は意味がないレース。
勝てば全日本チャンプの証として特別ジャージを着ることを許される。
レースは序盤、優勝候補たちが複数含まれるかなり大きな逃げが出来あがった。
BSは3名も。
他の有力チームも2名は乗せてきていた。
KINAN Cycling Team は水野1名のみ。
どう考えても不利な状況。
2名乗せている愛三も私たちと同様に不利と判断し、逃げに乗ったメンバー2名を下げてまでして私たちとともに集団をけん引。(パンクは誤報)
山本キャプテンと阿曽の頑張りでなんとか振り出しに戻った。
この動きで頑張ったアシスト役の選手たちが遅れ始めさらに不利になっていく。
やはりメンバー的にTeam UKYOが有利か。
女子のゴールと男子の集団が重なりそうということで重要な局面でのレース中断も良くない方向に影響した。
玉数が少ない時はサバイバルな展開の方が助かる。
が、それもレース中断でストップ時間が3分もあれば。。。察しのとおり。別のレースが再開だ。
厳しい展開になりそうな重要なあの局面でのレースストップ。
私たちもレースを主催する立場なので現場の苦労は計り知れないものだということは十分に理解している。
走らせてもらう立場で本当にありがたいことなのだけれども。
条件は全選手、同じと言えど。。。これは全日本選手権。
チームカーの隊列を入れられない原因は2つのレースを同じコース上で行うから。
パンクや落車で集団復帰ができない全日本選手権。
2つのレースが同時にコース上を走らなければならないスケジュールの見直しをできないものだろうか。
結局、数的にも不利なまま伊丹が終盤攻めて、野中も最終ラップからは単独で他チームの攻防をしのぎ最終的にはスプリント。
野中の11位が最高位となった。
勝負ごとに「タラ」「レバ」はない。
この経験をまたバネにして日々、成長していくしかない。
長丁場を戦った選手たち、スタッフのみんな、本当にお疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
応援に駆け付けてくださった皆様、本当にありがとうございました。
またすぐに週末の広島が待ってます。
気を取り直して、チーム一丸となって挑みます!
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