TOUR DU LOIR ET CHER E PROVOST UCI2.2 第2ステージ
ツール・ド・ロワールエシェール
(UCI Europe Tour 2.2 4月13日~17日)
2016.4.14 第2ステージ
オルシェーズ~シャイユ 202.5㎞
キナンサイクリングチーム出場選手
ジャイ・クロフォード
ウェズリー・サルツバーガー
リカルド・ガルシア
マルコス・ガルシア
伊丹健治
阿曽圭佑
フランスのロワール地方を舞台としたUCI2.2クラスのステージレース「ツール・ド・ロワール=エ=シェール」。第2ステージはオルシェーズからシャイユまでの202.5㎞が行われた。
この日のコースは、第1ステージのスタート地ブロワの西隣にあるオルシェーズがスタート。そこから大外から回り込むようにしてブロワの南隣にあるシャイユにゴールする。序盤と中盤過ぎの2か所に山岳賞ポイントがあるが、斜度はいずれも5%から6%程度。それよりも、急激に道幅が狭くなる場所や曲がりくねった道で集団が縦長に伸び、途中から降りだした雨と相まって選手を苦しめる。最後は1周の5㎞の周回コースを4周してゴールするが、高低差のある周回コースで遅れる選手が続発する展開となった。
レースは30km過ぎにある最初の山岳賞ポイントに向けての登り区間で5人の逃げが形成される。最初は3分程度だったメイン集団との差は、中盤には約10分にまで開く。レース終盤に入ると差が縮まり始め、周回コースに入って3人になった逃げ集団との差は1分以内まで詰まる。残り2周で逃げが吸収されると最後は集団でのスプリント勝負となり、DOWNING Russell(JLT Condor)が優勝した。
キナンサイクリングチームは、第1ステージで膝を痛めていたマルコス・ガルシアがレース序盤にリタイア。残る5人は集団内でレースを進めるが、終盤に阿曽圭佑が遅れ、周回コースに入ったところで伊丹健治が遅れる。しかし2人とも完走して翌日に繋げた。リカルド・ガルシア、ウェズリー・サルツバーガー、ジャイ・クロフォードの3人は集団内でゴールした。
<選手コメント>
ジャイ・クロフォード
昨日も今日もペースの速い厳しいレースだった。明日は総合順位を考えると重要なステージになる。調子は良いので、チーム全員で良い結果が出せるようにしたい。
ウェズリー・サルツバーガー
雨で寒かったし、落車が何回もあってとても危険で厳しいステージだった。明日はこうならない事を祈りたい。最後の周回まで良いポジションをキープして、出来れば小集団のスプリントに持ち込めるようにしたい。
伊丹健治
150㎞地点あたりでパンクしてホイールを交換したが、その後ブレーキが当たった状態のままになってしまっていた事にゴール後に気がついた。調子は悪くはないので、明日は可能なら逃げにのりたい。
阿曽圭佑
残り30㎞ほどのところで遅れてしまったが、なんとかタイムアウトにならずに完走する事が出来た。明日も200㎞のステージだが、出来るだけ遅れないようにしたい。
<第1ステージ 結果>
1位 DOWNING Russell(JLT Condor) 4時間57分54秒 40.79 km/h
2位 ZANOTTI Marco(Parkhotel Valkenburg CT)
3位 PLANCKAERT Edward (ロット・ソウダルU23)
4位 CLAUSEN Patrick(Riwal Platform CT)
5位 ROINAS Fridtjof (Team Sparebanken Sør)
6位 JASPER Ward (ロット・ソウダルU23)
51位 リカルド・ガルシア +0秒
65位 ウェズリー・サルツバーガー +0秒
76位 ジャイ・クロフォード +0秒
121位 伊丹健治 +5分32秒
130位 阿曽圭佑 +18分22秒
<個人総合時間順位>
1位 GOOLAERTS Michael(ロット・ソウダルU23)8時間48分44秒
2位 DOWNING Russell(JLT Condor) +2秒
3位LAWLESS Christopher(JLT Condor) +4秒
4位LAMPATER Leif(ドイツナショナルチーム) +6秒
5位ZANOTTI Marco Parkhotel(Valkenburg CT) +7秒
6位 KORETZKY Clément(Team Vorarlberg) +8秒
58位 リカルド・ガルシア +13秒
80位 ウェズリー・サルツバーガー +13秒
90位 ジャイ・クロフォード +13秒
119位 伊丹健治 +5分44秒
130位 阿曽圭佑 +18分34秒