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「 Yasunoriaaca 」 ブログ

2017年から加藤個人のブログに戻ります。更新頻度は?はてさて。。。

フローレス島へ移動、そしてレース前日。

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移動、そしてレース前日。

ツール ド バニュワンギ イジェンが終了し、参加チーム一同はバリのデンパサール空港からヌサトゥンガラ諸島の一つフローレス島へ移動。

それは突然告げられた。 レースの翌日、移動を翌日に控えた日のお昼を過ぎた頃、“今夜2時にバスに乗りバリ空港へ向かう“と。 空港までの道のりを逆算しても、朝か昼前にホテルを出発すれば十分間に合う距離。てっきりその予定で動いていた各チームは大急ぎで選手に連絡し荷造りを急ぐ。 そしてきっちりと深夜2時にバスはホテルを出発する。

さあ!ここから“アジアツアーらしい”移動の始まりです! まずはバスでフェリー乗り場へ移動して、フェリーでバリ島へ横断。 対岸に到着してから5時間ほどで空港に着くはずだった…。 しかし、街に入ってから渋滞にはまり気づけば1時間で進んだ距離はなんと5キロ。 なるほど、早く出た理由が分かった。行きとは違う、時間が読めないのだ。 もう時計を見るのはやめよう、3時の飛行機までは嫌というほど時間がある。 バスでゆっくり休もうと腹をくくる。

そしてお昼前、空港に到着するとバスから全チームがターミナルのエントランスに降ろされる。 しかしチケットをまだ渡されていないチーム一同は入口のセキュリティーさえ通過できず空港に入れない。 しかもレース関係者は誰もいない…。 完全にアウトである。

関係者に連絡を取りながら、空気を読んだアジアツアー慣れしているチームたちは散り散りにランチへと空港をさまよう。 私たちもレストランで昼食と今後の為にと食料の調達をしていると関係者から電話が入り、1時に出発ゲートでチケットを配るから集合!との連絡。

こうして我々は無事に飛行機に乗り込みいざフローレス島へ!

フローレス島は空からもわかる手つかずの自然、森の中にポツンと空港が現れる。 本当にここで自転車レースをするのだろうか、自然はキレイだからぜひ観光で来たかったと見とれてしまうほど。

空港を出るとそこは島を上げての歓迎ムードで楽器の演奏や踊りでお出迎え。 民族衣装と踊り、伝統的な楽器に南国の音楽が心地いいが、これから何が起きるのだろ…想像がつかない。 空港に停まっていたピックアップ型の車のフロントガラスには金網が付いている、何がぶつかるというのか?コモドドラゴンはそんな頻繁に出るのか? 私たちは自転車レースに来た事すら忘れそうな別世界に吸い込まれていく。

選手たちはジュラシックパーク!だと島に入って大盛上り、楽しくなってきた! その後、屋外のイベント会場で盛大な歓迎パーティーに参加し、ホテルへ到着してフローレス島の初日を終える…予定だった。 まだ続く初日…、ホテルへ行って順番に部屋を割り当てられるが、どう見ても部屋が足らない。 空き部屋はどこからか湧いてこないものだろうか…。

結局、部屋にありつけなかったスタッフはまだ空きのある別のホテルへ。 夜の12時を回りようやく部屋にありつき、この状況を楽しめてきた頃。 空き部屋を訪ねてオーストラリアチームの監督と選手1人がホテルへやってきた。 まだココにも宿無しの人たちがいた、それも選手まで…。選手の部屋があった我々はまだマシだった。 この日のお風呂は、壊れたシャワーヘッドを外し、お湯の出ないシャワーで小声で叫びながら水を浴びる。 この日は笑いながら無事にベッドで就寝!

翌日は出発時間が突如2時間前に前倒し。しかし、その出発時間ってNOWですよ!? そこから急いで準備して到着のバスを待つ。 しかし、そのバスが途中で壊れたらしい、待てど待てどお迎えは来ず。 お迎えが来たのは当初の出発時間だった…笑 それでも予定通りだから問題ない! そこから昼食を取り、4時間のバス移動。 山を越え谷を越え、ジャングルをどんどん入っていく。 4時間の到着予定時間から3時間後、7時間掛けて無事に2日目の宿に到着。 これでひとまずはレース前の移動は終了。

翌日のレース前日はライセンスコントロールと監督会議、プレゼンテーション等々、レース前のイベントが目白押し。 選手は午前中に練習を済ませ、午後にはマッサージ、夕方にはプレゼンテーションのセレモニー。 スタッフは、レースの準備を着々と進める、レース用に買い出しも済ませる。 そんな中でも、監督会議中にホテルのブレーカーが落ちたり、ヤモリは部屋の天井を自由に歩きまわり、現地ドライバーさんはヤシの木を気にして車を停める、ヤシの木の下は実が落ちてきてフロントガラスが割れるから…。全てちょっと笑える非日常のアジアツアーだ。

それでもここにレースを連れてくる。 大変な思いでここまで来た事が容易に想像できる。 明日からのレース、全力で戦う事がレースを誘致してくれた現地の方々、準備を進めてきたオーガナイザーの方々に喜んでいただく、ただ一つの方法だろう。

この大自然に身を任せ、大いに暴れよう! 明日はカテゴリー1級の山岳が待ち構える138.8kmの道のり。 初日でひとまずの流れが見えてくる、キナンサイクリングチームの初日にご期待ください! 応援よろしくお願いします。

[参加選手]

51.ジャイ・クロフォード

52.阿曽 圭佑

53.ウェズリー・サルツバーガー

54.リカルド・ガルシア

55.伊丹 健治

 

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