「 Yasunoriaaca 」 ブログ

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Tour de 熊野(Tour de KUMANO, UCI Asia Tour 2.2) 第3ステージ 100.0km

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4 日間にわたる Tour de 熊野の戦いが終了
KINAN 勢はウェズリーが山岳賞、チーム総合で 1 位と成果を残す

20th June 2016

 

● Tour de 熊野(Tour de KUMANO, UCI Asia Tour 2.2) 第3ステージ 100.0km

●出場選手
ジャイ・クロフォード
伊丹健治
マルコス・ガルシア
リカルド・ガルシア
野中竜馬
ウェズリー・サルツバーガー

国内3大ツアーの1つ「Tour de熊野」2016年大会は6月19日、4日間の戦いを終えて 閉幕。KINAN Cycling Team は、前日に総合 2 位に浮上したマルコス・ガルシアをトップに送り出すべく、再三の攻撃を見せたが、レース後半のアクシデントで順位を下げてし まった。代わってチーム最上位となったのは、ジャイ・クロフォードの総合 6 位。一方で、 ウェズリー・サルツバーガーが山岳賞を獲得し、ステージ上位 3 選手のフィニッシュタイム合算によって争われるチーム総合でも 1 位となり、ホストチームとしての責任を果たした。

今大会の最後を飾るのは、太地半島をめぐる 10km のサーキット。美しい海が眼前に広が るコースを舞台に、10 周回 100km で争われた。太地港からの上りや、テクニカルなコーナーが待ち受けるダウンヒルなど、変化に富んだルート設計なのが特徴だ。

前日の第 2 ステージまでを終えた時点で、マルコスが総合成績でトップのオスカル・プジ ョル選手(スペイン、チーム右京)から 9 秒差。ジャイ・クロフォードとリカルド・ガルシアもプジョル選手から 37 秒差と、総合での逆転が視野に入る位置につけた。

 

レースが始まると、やはり KINAN 勢を中心に動きを見せる。再三のアタックで積極的に 展開したが、3 周回目に逃げを決めた 6 人の中に KINAN からメンバーを送り込まず、メイン集団で勝負することとなった。

KINAN 勢は、プジョル選手擁するチーム右京と睨み合いながら中盤までを進めた。マル コスやジャイ、リカルド、野中、伊丹、そして山岳賞ジャージを着るウェズリーも再三に渡りアタック。キナンサイクリングチーム全員による総攻撃をチーム右京の選手たちがチェックし続けた。

レース前半に降り始めた雨が、周回を追うごとに強くなっていき、さらには風にも苦しめられる状況に。そんな中、攻勢に出ていた KINAN 勢に勝負の行方を左右する瞬間が訪れた。8 周回目、ダウンヒル区間でマルコスが落車してしまったのだ。強い雨で視界が悪い状況下で、コース内に流れてきたと見られる塵を踏んだのか、激しいパンクでバランスを 崩し路面に叩きつけられた。タイミングをほぼ同じくして、チーム右京がメイン集団をペ ースアップ。マルコスを戻したいKINAN 勢は、リカルドやウェズリー・サルツバーガー、 野中竜馬が懸命のアシストを見せる。

しかし、健闘むなしく、マルコスがプジョル選手が含まれたグループに復帰することはできなかった。チームで唯一メイン集団に残って走り続けたジャイが 14 位でフィニッシュしたのがステージ最上位。マルコスはトップから 1 分 20 秒遅れ、プジョル選手や総合上 位陣から約 1 分遅れてフィニッシュとなった。なお、逃げグループでレースを進めた大久保陣選手(宇都宮ブリッツェン)がステージ優勝を果たしている。

この結果、プジョル選手が個人総合時間賞を守りきったほか、チームメートのベンジャミン・プラデス選手(スペイン)が 2 位となり、チーム右京勢がワンツーフィニッシュ。 KINAN 勢はジャイが総合 6 位、マルコスが 10 位だった。

また、ウェズリーが山岳賞ジャージを獲得し、チーム総合でも 1 位。目標としていた個人総合での優勝はならなかったが、メインスポンサー『株式会社キナン』のお膝元で行われるこの大会において、改めてチーム力の高さを示す結果を残した。

18 回目のツール・ド・熊野は、インターネットでabemaTV FRESH!によるライブ配信や会場内での実況・解説、メインステージでのイベントなど、これまで以上の盛り上がりを見せた。地元の人々 による熱心な応援、主催者をはじめ関係者によるオーガナイズと、大会成功に向けた努力 も出場チームの選手・スタッフを後押しした。来年以降の開催についても、国際自転車競技連合(UCI)アジアツアーとしてのステータスや人気、注目度が増すステージレースとなることが大いに期待される。

そして、KINAN Cycling Team は次戦、各国の王者を決める国内選手権に出場する。全 日本選手権とスペイン選手権が 6 月 26 日に行われ、チャンピオンジャージをかけた戦いに臨むこととなる。

Tour de 熊野第 3 ステージ(100.0km)結果
1 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 2 時間 32 分 29 秒
2 アイラン・フェルナンデス(スペイン、マトリックスパワータグ) +0 秒
3 木村圭佑(シマノレーシングチーム) +2 秒
4 ジョン・アベラストゥリ(チーム右京) +19 秒
5 トマ・ルバ(フランス、ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +19 秒
6 内間康平(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +19 秒
14 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +26 秒
19 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +1 分 20 秒
22 ウェズリー・サルツバーガー(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +1 分 20 秒 秒
27 リカルド・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +2 分 16 秒
31 野中竜馬(KINAN Cycling Team) +2 分 54 秒
DNF 伊丹健治(KINAN Cycling Team)

●個人総合時間賞
1 オスカル・プジョル(スペイン、チーム右京) 7 時間 58 分 13 秒

2 ベンジャミン・プラデス(スペイン、チーム右京) +31 秒

3 トマ・ルバ(フランス、ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +35 秒

4 ホセヴィセンテ・トリビオ(スペイン、マトリックスパワータグ) +43 秒

5伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム) +44秒

6 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +44 秒

10 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +1 分 30 秒

12 リカルド・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +2 分 34 秒

25ウェズリー・サルツバーガー(オーストラリア、KINAN Cycling Team)+10分16 秒

41 野中竜馬(KINAN Cycling Team) +18 分 20 秒

●ポイント賞 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京) 42pts

●山岳賞
ウェズリー・サルツバーガー(オーストラリア、KINAN Cycling Team) 18pts

●チーム総合時間賞
1 KINAN Cycling Team 23 時間 58 分 13 秒

●監督・選手コメント

石田哲也監督

「個人総合での逆転を目指し、攻撃的に走ることを心がけた。結果的に勝利には結びつかなかったが、最後まで諦めずに仕掛け続けられて、悔いのない戦いができた。山岳賞とチーム総合で 1 位となり、地元の方々に喜んでもらえる成果を残せたのではないか。来年こそは個人総合での優勝を目指す」

ジャイ・クロフォード

「クラッシュやトラブルも含め、すべてがロードレースなんだ。結果を受け入れるよ。何より、素晴らしい戦いだった。みんな強かったし、何度もアタックを仕掛けられた。チームはスタートしてまだ 2 年目。これからもっともっと強くなるし、どんなチームでも徐々に力をつけて戦えるようになるんだ。僕たちのチームは今、その過程にあるし、確実に強いチームになると確信しているよ。勝利は次のチャンスでつかめるはずだ」

伊丹健治

「山岳賞とチーム総合で 1 位になれてよかった。個人的には調子が思うように上がらず、 苦しい走りとなってしまったが、その中でできることを精一杯やった」

マルコス・ガルシア

「全力を尽くした。チームのみんなや、支えてくださる方々のおかげで良い走りができたので、心から感謝している。今日はたまたま残念な 1 日だったけど、別の機会には勝つことができると思う。落車した際の傷は少し痛むけれど、問題はないよ」

リカルド・ガルシア

「今日は残念だった。だが、ジャイが総合 6 位となり、ウェズが山岳賞を獲れたのはうれしい。次はスペイン選手権。よい結果を残したいね」

野中竜馬

「マルコスの総合逆転のため、みんなで次々とアタックを仕掛けて、ライバルチームを追い込めたのはよかった。結果的に順位を上げることはできなかったが、あと少しで逆転が見えるところまできていた手ごたえはあった。来年こそは熊野での勝利を果たしたい」

ウェズリー・サルツバーガー

「よい戦いができた。今日のみんなは本当に強かったし、勝てる可能性もあった。ただ、 勝利を手にすることの難しさも実感させられた。インドネシア、日本と転戦し、チームの強さを証明できたことは満足している。そして、ツール・ド・熊野で山岳賞が獲れてうれしい。角口会長にも喜んでもらえるんじゃないかな」

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU 

 

▼KINAN Cycling Teamは皆様に支えられ活動しています。

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