ツール・ド・北海道（UCI2.2）第３ステージ 196km
ツール・ド・北海道（UCI2.2）最終日、第３ステージ 196km
ロイック・デリアック 山岳賞！
チーム総合3位！
最終日は、寒い寒い雨のステージとなりました。
まずはスタートから19㎞地点山岳ポイントでロイックの山岳ジャージを狙う選手を見つつ、アタック合戦に反応。
その後、登りでは複数の総合上位者を含む逃げが形成、そのまま山岳頂上を通過。
この時点でロイックの山岳賞が確定！
集団はリーダーチームのNIPPOヴィーニファンティーニがコントロール。
残り距離は170㎞以上、総合順位を直接揺るがす選手がいるため大きく差を広げないだろう。
メンバーはBSアンカーのトマ・ルバ選手、西薗良太選手、宇都宮ブリッゼン増田成幸選手、シマノレーシング入部正太朗選手、マトリックスパワータグのベンジャミン・プラデス選手。
集団のペースは落ち着き淡々と距離を消化していく。
冷たい雨が降り続き、一度脱いだレインウェアを再びサポートカーまで取りに戻るほど。
リカルドからは温かい紅茶のリクエスト、相当寒いのだろう。
激しい雨の中 追走のペースが上がらない…。レース中盤を過ぎ先頭との差は7分前後。
このままでは捕まらない。捕まってもゴール直前で集団スプリントになってしまう。
総合順位のアップを狙うためには、早めに捕まえて攻撃したい。
ロイックもNIPPOヴィーニファンティーニの追走に加わり前を追いかけます。
しかし、逃げる選手は強力…、差が縮まっていかない。次第に最終日の逆転劇の色が濃くなってきたが、総合3位のTeamUKYO他、複数のチームが追走に加わりゴール寸前で吸収。
我々は野中で大集団のゴールスプリントを狙い9位。
中西はケガの影響もあり途中でレースを終えてしまいましたが、他の3選手は集団ゴールして全日程が終了。
今回、我々は初日のロイックと中西の落車、エースが初日に遅れ、若手アシストの負傷に加え自転車の大きなダメージ。どう戦うべきか悩みましたが選手がそれらを自ら打破し、周りで多くの方に支えていただき最終日には全員が表彰台に上がる事が出来ました。
半日で東京から北海道まで新しいフレームを届けていただき。
今回もレース中のパンク０を更新し。
コース上では温かい飲み物を準備していただき。
ヘルメットも、ユニフォームも十分な予備で落車にも対応。
イレギュラーにも強く、全てが十分に準備されて戦いに挑める環境に、
改めて関係者様やチームの底力に驚き、支えてくださる方々に感謝いたします。
まだまだシーズンは続きます、この後も皆様にエキサイトしていただけるレースをしていきます！
応援ありがとうございました。
[山岳賞総合]
1．ロイック・デリアック
[チーム総合]
1．NIPPOヴィーニファンティーニ
2．ブリジストンアンカー
3．KINAN Cycling Team
[総合順位]
１．スタキオッティ・リカルド NIPPOビィーニファンティーニ
11．野中 竜馬 +23秒
12．ジャイ・クロフォード +23秒
13．リカルド・ガルシア +23秒
30．ロイック・デリアック +8分21秒
65．中西 重智 DNF（膝のケガによる途中棄権）
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